スタジオにこもって10日がすぎた。昨日は中締めということで2軒となりにある”食楽知庵”に飲みに行った。僕たちが酔っぱらってきた頃に、スタジオの片づけを終えたスタジオマンが合流してきた。打ち上げといっても別に仕事の反省はなく、昨夜は「夢」の話になった。それはスタジオに遊びにきた若きパティシエールが地元の粉、地元でおいしい牧草を食べストレスなく放牧された牛の牛乳を使って、お菓子を作っていきたいという夢を語ってくれたからだ。彼女は今その夢に向かって何種類もの粉や牛乳と戦っている。
夢はいつまでも持つものだと思う。でも夢を叶えられる人は、いつも夢のことを考えそれに向かってまっすぐに生きている人だと思う。